じばんシリーズC 地盤と地震(後編)
液状化現象とは
液状化現象とは、地震の振動により地盤が強度を失って地中から泥水や砂が噴出してくる現象のことを言います。
液状化は、地下水位の浅い場所に堆積している比較的ゆるい砂地に発生しやすく、その結果重い建物は沈下して軽い構造物(マンホールや浄化槽など)は浮き上がります。
液状化を防ぐ方法は、液状化する地層を意図的に固めたり地盤に杭を打つことで建物が沈下することを防止します。
液状化現象は埋立地でなくても起きる場合があります。要するに地盤が砂地盤であること、そして
地下水が浅い深度にあるような場所ならどこでも起こる可能性があるということです。
地震はいつか必ずやってきます!
○プレートの境界部で発生
→日本列島は4つのプレートで構成され、移動
○活断層で発生
→約180万年前以降に活動した断層が繰返し活動
震度のめやすとして、下記のような表が
あります。
現在の設計基準で建物が安全なのは
「震度5強」までとなっています。
普段からもしもの時を想定して帰宅経路を確認したり、事前に避難場所
の確認をしておきましょう。
NTTの災害用伝言ダイヤル「171」を活用するのも良いでしょう。
◆原稿出典◆ |